◆ 貴方のいない未来など私に必要ありません

サイト名：バルキュリアの囁き
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お借りしたお題三つ目。
獏良→←バクラ。

今更ながら注意。
管理人はＤＭの表遊戯があまり好きではありません。
ので、少々扱いが悪いです・・・。

「ねぇ・・・なんで、遊戯君は『もう一人の遊戯君』を簡単に切り捨ててしまえるんだろうね」

薄暗い部屋の中、白銀の少年は自分を抱きこんでいる少年にふと疑問に思った事を聞いてみた。
疑問に思ったのは、自分と同じように千年アイテムを所持していて、自分とまったく正反対の行動をするクラスメートの事。

勿論、ホントウに簡単に切り捨てたとは思っていない。
それなりの葛藤があったのだろうし、本当は分かれるのは嫌なのだろう。
なのに、世間一般の流れに沿って彼は『もう一人の遊戯君』を冥界に送り返そうと準備をしている。

それが解せないのだ。
一緒に居たいのなら何故最後まで逆らわないのだろうか。

「んなの決まってるだろう？狂ってないからだ」

その言葉に、納得する。

彼は狂えてないのか。
世間の目を気にしているから、欲しいものを求められない。
常識にとらわれてるから、自分の本当の気持ちも気付けていないのだ。

「まぁ、そのほうが楽でいいけど」
「狂ったら、認めてやったんだがな」

クスクスと、笑い声が響く。
狂った・・・・自分の欲望に素直になった二人は、共犯者の笑みを浮かべた。


君（お前）のいない未来など僕（俺様）に必要ありません
互いが共に居れない世界なら、そんな世界こっちから捨て去ってやる。

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前の二作の同じ設定上になりたっています。
二人は、表遊戯の行動が解せません。
欲しいものは奪い取れ精神なバクラと好きなものを手放すなんて考えられない獏良。
二人は、自室にいるときは必ず抱き合ってます。
獏良が抱きついていたり、その逆だったり。