不定期更新日記帳。
呟きが多いよ。完全腐向け。
見てからの苦情はお断り。
何かに嵌ってるか、疲れてるか、日記を書くのに飽きてるときは更新なし
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サイト名:バルキュリアの囁き
管理人名:藤堂柚葉
アドレス:http://yuzuha00.web.fc2.com/
からお借りした御題7個目。
管理人名:藤堂柚葉
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からお借りした御題7個目。
ああ、やっと全てが終わった。
三千年も掛けてようやくアテムの『鎖』は消えた。
欲しくて欲しくて、アテムを傍に置いとけるなんて幸運を手に入れた奴にも殺したいほど嫉妬した事もあった。
だが、そいつがその幸運を手放してくれたお陰で俺は、こいつを手に入れた。
だから、感謝してやろうかと思っていたが・・・。
「どうして・・・どうしてっ・・・」
泣きながら、騙されたと睨んでくる器。
その瞳には羨望と憎しみがこめられているのは一目瞭然だった。
どうして・・・といいながら、分かってはいるんだろう。
ただ、理解をしたくないだけで。
器が泣き叫ぼうと、憎んでこようと、アテムを手に入れたからには器には興味はねぇ。
ただ、アテムに危害を加えるなら別だ。
「どうしてだと?てめぇはアテムを理解しなかった。俺は理解して受け入れた。その差だろうよ」
「っ・・・・」
「今更悔やんでもおせぇよ。お前のお陰でアテムの心も体も存在意義そのものも・・・全て俺のものだ」
安心しきって、俺に体を預けて眠るアテムを抱き寄せる。
おうおう、すっげぇにらんできやがる。
更に溜まりに溜まった文句をいってやろうとしたが、柔らかな笑い声にそれは止められた。
「クスクス、そんなに虐めてあげたらかわいそうだよ兄さん」
「了。」
「アテム兄さんも疲れてるみたいだし、兄さんは先に帰っててよ。ここは僕に任せて。ね?」
了の笑顔が眩しいほどに光り輝いている。
・・・こりゃ、器が小声で呟いた言葉にカナリ怒ってるな。
ここは言うとおりに帰ったほうがよさそうだ。
「じゃ、まかせたぜ」
了に後は全て任せると、俺はアテムを抱いたまま姿を消した。
思い出のために、死んで頂戴
冗談じゃねぇ。てめぇの思い出の為になんかでアテムを殺させるか。
はい、盗賊王視点です。
「誰もしるべき」の前のお話。
お題が遊戯が呟いた言葉です。
どうもバクラ側に全力で愛情を傾かせてる俺は遊戯を酷い目に合わせる傾向にあるらしい・・・。
嫌いではないんですけどね・・・。
因みに盗賊王の一人称は俺で、バクラは俺様。
盗賊王の口調は原作を柔らかくした感じ。
バクラは原作のままを目標にしてます。
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