不定期更新日記帳。
呟きが多いよ。完全腐向け。
見てからの苦情はお断り。
何かに嵌ってるか、疲れてるか、日記を書くのに飽きてるときは更新なし
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原作無視の蘇り設定の話。
やっぱり遊戯視点。
なんだか、詳しい事はまだ分かってないけれど、もう一人の僕・・・アテムが蘇って一週間が経った。
蘇ってわかった事だけど、アテムは良くもてる。
蘇る前は、僕と体を共有していて仲間うち以外には滅多に会わないし、大会のときはそんな事なかったからもてないと思ってた。
自分でいうのもあれだけど、僕は全然まったくもてないから同じだと思ってたんだ。
でも、蓋を開けてみればアテムの周りには女の子は絶えない。
双子という設定なはずなのに、僕より頭一つ分は高い身長。(それでも杏よりちょっと高いぐらいだけど)
すらっとしるのに、がりがりじゃなくて程よく筋肉のついている手足。
顔もそこそこ美形で、温和な笑みを浮かべているものだから、女の子も寄り付きやすいんだろう。
アテムより、更に高い身長(悔しい事に城之内君ぐらいはある)のモデル体型。
そのへんの女の子より白い肌に、美声。
頭もよくて運動のパーフェクトの戯紅にはあんまり女の子が近寄ってない。
杏の調査によれば、『あんまり完璧すぎると近寄れないのよねー』らしい。
確かに、戯紅から放たれてる雰囲気は王としての威厳そのもので。
一般人ではそうそうと近寄れるものじゃないだろう。
だから余計に同じ顔であるアテムに女の子は流れているってのもあるみたい。
「ねぇねぇ。今日私にマジック&ウィザーズ教えてくれない?」
「あ、ずるぃー!私も教えてほしい!」
今も僕の目の前では女の子に囲まれて困った顔をしてるアテムがいる。
ああ、本当にする気もないのに強請ってアテムにそんな顔させないでよ。
っていえたらどんなにいいか。
僕は、アテムが冥界に戻る前から好きだった。
でも、いえない間に僕自身で冥界に戻してしまったから、気持ちの整理を付けてる所だったのに・・・。
蘇ってしまって僕の気持ちは再発してしまった。
こうして女の子に囲まれてるアテムを見るたびに激しい嫉妬に襲われる。
杏と喋っているときにすら嫉妬を感じてしまって自分が情けない。
「くす・・・ダメだよ。欲しいものは力づくで奪い取るぐらいじゃないと」
くすくすと笑い声が後ろから聞こえてきた。
声の主は勿論獏良君だ。
「アテム君!今日は劉と約束してたでしょ?」
元々返事なんて求めてなかったんだろう。
何も言わない僕をほって、女の子達の群れに割り込んでいく。
そして「えー」とかいう女の子に「ゴメンネ」なんていってアテムを連れ出していった。
今はもう放課後。
多分アテムが教室に戻ってくる事はないだろう。
いつのまにかカバンも獏良君が持っていってるし。
獏良君には僕の気持ちはばればれで、こうして見せ付けるかのようにアテムを掻っ攫っていくのはもう日常になっている。
はぁ・・・そろそろ告白しようかな・・・。
蘇り設定の日常話。
遊戯→アテムです。
アテムは鈍いのでまったく気付いていません。
戯紅に人が寄らない原因は本人以外に、獏良三人組みが常に傍にいるせいでもあると思われます。
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